実験台に置かれた三角フラスコと、透明な水の入ったビーカー

Data

データで見る ST-A

還元ミネラルイオン水 ST-A のすべての用途に共通する一次情報を、このページに 1か所でまとめています。各用途ページの記載は、ここにあるデータが根拠です。

物性

液性 pH12(25℃・測定済み)
表面張力 一般的な水より低い表面張力
組成 ほぼすべてが水と、わずかなミネラル塩
界面活性剤 不使用
防腐剤 不使用
腐食性 素材適合性は材質・条件ごとに要確認(pH だけでは決まらない)

数値データは承認済みのものから順次掲載しています。詳細な試験成績書はサンプル請求時にご案内できます。

洗浄・分散のしくみ(物性の言葉で)

起点は、低い表面張力です。ST-A は汚れと素材のすき間に入り込み、触れた両面をどちらも負に帯電させます。この状態では 汚れを浮かせて引き剥がす——洗剤のように汚れを「溶かす」のではなく、 界面で「剥離させる」のが物性上の特徴です。

  1. 密着している 汚れ 素材 ST-A

    1 密着している

    汚れは素材に密着しています。ふつうの水は表面張力が高く、このすき間には入っていけません。

  2. すき間に入り込む 表面張力が低い =すき間に入れる

    2 すき間に入り込む

    ST-A は表面張力が低いため、汚れと素材のあいだへ入り込みます。ここが剥離の起点です。

  3. 両面が負に帯電する 汚れ側 素材側

    3 両面が負に帯電する

    入り込んだ液が汚れの裏面と素材の表面の両方に触れ、どちらも負に帯電します。

  4. 反発して、剥がれる

    4 反発して、剥がれる

    負と負が反発し合い、汚れが素材から離れます。溶かして落とすのとは別の経路です。

起点は「すき間に入り込めること」です。入り込んで両方の面に触れるから、両面が同じ符号に帯電し、 反発が働きます。溶かして落とす経路とは、ここが違います。落ち方は汚れの種類・素材・洗浄条件で 変わるため、実際の仕上がりはサンプル検証で確かめる前提でご案内しています。

同じ性質は分散にも働きます。粒子の表面にイオンが吸着して粒子同士の再凝集を抑えるため、 界面活性剤を使わずに分散状態を保ちます。

ここに書いているのは液の物性であり、特定の効能・効果を保証するものではありません。 用途ごとの適合は、サンプルでの検証をおすすめしています。

実施している試験

安全性試験(人体・環境への影響を見るもの)

第三者機関での安全性試験を実施しています。試験項目の一覧と成績書は、サンプル・資料請求の 際に個別にご案内しています。

性能試験(対象への働きを見るもの)

安全性試験とは目的が異なる、別の試験です。結果は測定条件とセットでしか意味を持たないため、 このページには実施した事実だけを書いています。成績書はサンプル・資料請求の際にお渡しします。

  • 各種の細菌・ウイルスで試験実施済み 対象の例: O-157・黄色ブドウ球菌・カンピロバクター・インフルエンザウイルスなど
  • 消臭効果を試験で確認済み

試験結果は特定の条件下での測定値です。用途・環境によって挙動は変わるため、導入前の検証を おすすめしています。

保存

保存期間は各製品の表示をご確認ください。 防腐剤を配合していません。保存効力そのものは試験で確かめる項目で、結果は成績書でご案内します。 高温になる場所での保管は避けてください。

成り立ち

ST-A の原点は、CD修復の現場にあります。株式会社サウンド・テックはCD修復事業を 手がけるなかで、研磨剤を均一に分散させる水を探していました。そこで出会ったのがこの 還元ミネラルイオン水です。

工業の現場で使われ続けてきた同じ水が、いまは化粧品原料から家庭の備えまで、 用途ごとのグレードで展開されています。


このデータを使っている用途